社会人1年目に私がメンターから頂いた大切な言葉です。私は約16年間アイスホッケーに打ち込みました。正しく言うと“アイスホッケーしか”してきませんでした。高校は進学校ではなく地元の工業高校出身で、授業では溶接や旋盤をしていました。大学は自己推薦で早稲田大学には行きましたが、ほとんど授業には出席していませんでした。社会人1年目も同期の中ではビリスタートでした。頭が悪く要領も悪く酷いモノでした。今振り返ると、学生時代や新入社員の時に「やりたいこと」などありませんでした。「やれること」も少なかったです。ただ漠然と「30歳までには起業したい」という想いだけはありました。そんな私が実際に30歳で起業して、今こうして日本スポーツキャリア協会の代表理事として、このようにコラムを書くことになるとは思いもよりませんでした。では何故、そのような私が今こうしてビジネスを前向きに楽しみ、曲がりなりにも経営者としてやっていられるのか。その理由は、スポーツで学んできたことをすべてビジネスに変換できたからだと思います。全国優勝という目標に向けて取り組んだ行動や姿勢、チームをひとつにまとめ上げるマネジメント、チームメイトや監督コーチ・OBOGといったあらゆるステークホルダーの方々との人間関係の構築、そのすべての経験がビジネスに役立っています。とは言え、いつも順風満帆な訳ではありません。たくさん失敗もしてきましたし、上司に頭を下げてもらったことは数え切れません。そういったモチベーションが下がった時、心が折れそうになった時、いつも私の心の支えとなった言葉が「一流のアスリートは、一流のビジネスマンにもなれる」という言葉でした。スポーツバカだった私は、誰よりも努力しなければ同期に追いつけない、成果を上げられないという危機感が物凄く強かったです。しかし、この言葉のおかげで自分自身を鼓舞することができ、少しずつ成果を上げることができ、周りの信頼を紡ぎあげられたのではないかと思います。かつ、頭が単純な私は、辛い時でも「あの時の合宿の坂ダッシュの方が辛かったな…」というマインドに直ぐ切り替えることができました。そうすることによって、ビジネスを前向きに、学生の頃アイスホッケーを打ち込んでいた時と同じ情熱をもって働くことができました。現在、大学生アスリート、社会人アスリート、アスリートを引退し社会人として頑張っている若手ビジネスマン、すべての方々に言えることは、これからの皆さんの夢や可能性は無限大ということです。なぜならば、皆さんがスポーツを真剣に取り組んできたこと自体、ビジネスにおいてアドバンテージになるからです。そして、スポーツバカだった私でも、ビジネスを楽しみ成果をあげ、人生を楽しむことができているからです。日本スポーツキャリア協会は、スポーツの体験と学びをビジネスに変換し、キャリアデザインの描き方を支援し人との縁を繋げ、ひとりでも多く社会で活躍するビジネスアスリートを育てたいと考えています。そのために、定期的な情報発信を行い、コロナが終息したタイミングではイベントなども開催していきたいと考えています。一緒に一流のビジネスマンを目指し、変わらぬ想いと情熱をもって頑張りましょう。これからの日本スポーツキャリア協会の取組みをどうぞお楽しみに。athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/