皆さんは「キャリア」の描き方についてどのように考えていますか?そもそもキャリアの語源を調べると、英語の馬車「carriage」の轍(わだち)と言われています。そこから、人が辿る行路やその足跡、経歴、遍歴なども意味するようになったそうです。つまり、キャリアはその人が辿ってきた道や軌跡、これまで積み重ねてきた経歴のことを指します。そのため、キャリアを考えるということは、“未来”のことだけではなくこれまで積み重ねてきた“過去”のこと、そして今積み重ねている“現在”のことを考慮して考えることが必要です。それでは、そのキャリアを考えるにあたってどのような考え方があるのでしょうか。良くキャリアを考えるにあたってはふたつのタイプがあると言われています。それは「山登りタイプ」と「川下りタイプ」のふたつです。山登りタイプとは、登る山や山の頂上が決まっており、それを目指して逆算的にキャリアを描いていくタイプです。一方の川下りタイプとは、川の流れに身を任せながらキャリアを描いていくタイプです。どちらのタイプが良いとか正解とかはありません。一見川下りタイプは良くないキャリア形成のように感じる方もいるかと思いますがそんなことありません。むしろ川下りタイプの方が多いと思います。実際に私もそうです。現在私は医療関係や金融関係の仕事をしていますが、初めからこのような業界で働きたいとは思ってもいませんでした。目の前の仕事に興味関心を持ち、人との縁も巡りめぐって、最終的に「好きか嫌いか」そして「ワクワクするかどうか」を基準に決断したキャリアの結果が今に至ります。ただ一方で、山登りタイプの方は常にブレない芯を持っています。登る山や山の頂上が決まっているため、あとは登頂できるように、最適で効率的なルートを選択して進んでいくキャリアを描いていきます。キャリアは過去・現在・未来といった時間軸によって形成されるものであり、あくまでも結果ではなくプロセスです。そのため、自分は今どちらのタイプなのか。はたまたタイプを変えようとしているのか(変えたいのか)。先ずは自分自身のキャリアを振り返りイメージすることが大切です。就職活動中の学生や現役アスリートの方であれば、身近な社会人の方に道を訊ねる感覚で「何で今の職業を選択したんですか?」そして「将来やりたいことや目指していることはありますか?」と聞いてみるのが良いと思います。人は私たちが思っているより人助けが好きです。是非自分から積極的に話しかけてみるのが良いでしょう。キャリアは前進する道の過程を「考える」のではなく「築く」ものです。あなたのキャリアは山登りタイプですか?それとも川下りタイプですか?是非足を止めて考えてみるのも良いでしょう。athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/