多くの社会人は、高校や大学を卒業してから何かしらの会社に所属します。またスポーツ選手であれば、現役生活を続けるためにプロや実業団のチームに所属します。要するに、社会人になるタイミングで多くの人は何かしらの組織に所属します。個人と組織の関係はとても密接に関係しており、常に互いに作用します。互いに影響を及ぼし、互いを補い維持し合う関係でもあります。ここでひとつ皆さんに質問があります。今所属している「会社」や「チーム」の看板を剥がした時、あるいは今の組織から外れて身一つになった時、自分にはどれだけの価値や信頼が残りますか?多くの社会人・現役アスリートが陥ってしまう問題がここにあります。実は多くの社会人(特に20代)や現役アスリート個人にそこまでの価値が無いからです。なぜならば、そのほとんどが会社やチームに守られているからです。そこに気づいていない人、もしくは勘違いしている人がとても多いです。これまで出してきた個人の成果や成績は、会社やチームのブランドや信頼があってこそ達成できたものがほとんどです。ましてや、スポーツで何かしらの実績を残してきた人は、周りの大人たちから「与えてもらう機会や環境」が多かった為、その状況をあたかも「自分の手柄」と勘違いしてしまいがちです。もちろんすべての人がこれに該当するとは言いませんが、実は私もこの失敗に陥ってしまったひとりです。私は30歳で独立し、起業するまでに2回の転職を経験しました。その度に、「あぁー、やっぱり自分ってまだまだちっぽけだな…」と思うと同時に、「会社に守られていたんだなぁ…」と実感することが多くありました。例えば、転職したタイミングでは、「前職で●●は当たり前だったけれど、実は当たり前じゃなかったんだな。」とか、「1,000万円以上の予算を使ったプロジェクトができた経験は本当に貴重だったな。」などなど。起業したタイミングでは、「毎月同じ日に同額の給与が振り込まれる安定感は凄いことだな。」とか、「これまで当たり前に会社が納税や年末調整をしてくれていたんだな。」などなど。言い出したらキリがありません。また、これまで良好な関係で仕事をしてくれていたパートナーが、転職や独立後にぱったり相手にされなくなった経験がある人もいると思います。それは「個人」の成果や信頼ではなく、「会社やチーム」のブランドや信頼があったが故の結果だからです。私みたいな失敗に陥らないためには、①自分のスキルや経験を客観的に自己理解すること、②常に謙虚でいること、③個人の専門的スキルを磨くこと、④様々なコミュニティと関係を築くことなどが挙げられます。仕事で上手く成果を出している人は、逆に会社やチームを上手に利用しているケースも多くあります。個人と組織は非常に密接な関係にあり相互作用するものです。“会社やチームの自分”も大事ですが、その看板を剥がした時の“自分自身の価値”を高めていくことは、これからの時代を生き抜いていく為に必要なスキルになります。是非その意識と努力を養ってみてはどうでしょうか。athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/●アスレチカアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/academytop●LINE公式アカウントhttps://line.me/R/ti/p/%40856phjdb●公式instagramhttps://www.instagram.com/athletica_jsc/●公式Twitterhttps://twitter.com/athletica_jsc