「アスリートは上下関係に強い」。そんなイメージを持たれることがあります。もちろんそれもひとつの特徴かもしれないですが、本質はそこではないと思っています。特にチームスポーツを経験してきたアスリートは、学生時代から組織を肌感覚で理解しています。例えば、どれだけ個人の能力が高くても、チームの戦略戦術に合わなければ試合には勝てない。逆に突出した能力がなくても、役割を理解し、周囲を活かせる選手が重宝されることもあります。これって、ビジネス組織と全く同じだと思います。会社でも、「自分が結果を出すこと」だけを考える人より、「チームとして成果を最大化すること」を考えられる人の方が、長期的に活躍する傾向があります。営業、マーケティング、バックオフィス、経営、それぞれ役割が違うからこそ組織は成り立っています。スポーツも同じです。FWだけでは勝てない、GKだけでも勝てない、大事なのは自分の役割を理解しながら仲間の役割も理解すること。そして互いに尊重しながら協業することです。そして、スポーツとビジネスにはもうひとつ大きな共通点があります。それは信頼が成果を左右するということです。チームスポーツでは、“この人になら任せられる”という信頼関係がプレーの質を変えることがあります。ビジネスでも同じで、信頼のある組織ほど意思決定が速くなり挑戦できます。逆にお互いを信用していない組織は、確認作業や責任回避が増え前に進めなくなったりもします。つまり、組織力とは能力の総和ではなく、信頼の総和なのだと思います。だからこそ、アスリートの経験は社会で大きな価値になると考えています。試合に向けて準備する力や役割を遂行する責任感、仲間を信頼する感覚や勝敗をチームで受け止める経験。これらはすべて組織で成果を出すための土台になります。ただ一方で、それらの経験や能力をビジネス仕様に変換させる能力が必要なことも確かです。スポーツで培われるGRIT力やチームを尊重する気持ちを、ビジネスの現場へと接続させる力こそが、ビジネスアスリートとして社会で活躍する人材の最重要課題だと認識しています。スポーツしかやってこなかった。ではなく、スポーツを通じて組織を学んできた。だからビジネスでも通用する。ではなく、その経験をビジネススキルへと変換させて成長する。そう捉え直せた時、アスリートの可能性はもっと広がっていくと思います。athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/●アスレチカアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/academytop●アスレチカカレッジアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/collegeacademytop●公式instagramhttps://www.instagram.com/athletica_jsc/●公式X(Twitter)https://twitter.com/athletica_jsc●LINE公式アカウントhttps://line.me/R/ti/p/%40856phjdb