弱音を吐くな、最後まで諦めるな、気持ちで負けるな、スポーツの世界で育った人なら、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。もちろん、それらの言葉が選手を強くしてきたことも事実です。しかしその一方で、多くのアスリートが「弱みを見せてはいけない」という価値観を、無意識のうちに身につけてしまっているのも事実です。ケガをしても我慢する。悩みがあっても相談できない。不安を抱えていてもひとりで抱え込む…なぜ、アスリートは弱みを見せられないのでしょうか。その理由のひとつは、「強い人であること」が存在価値になりやすい世界だからです。試合で勝つこと、レギュラーであること、周囲から期待されること。結果を出し続けることで評価されてきたアスリートほど、「弱さを見せた瞬間に自分の価値が下がるのではないか」という恐怖を抱えていることがあります。また、チームスポーツでは、「自分が弱い姿を見せたら周りに迷惑をかけてしまう…」と考えてしまう人も少なくありません。しかし、本当に強い人とは、弱さを隠し続ける人ではありません。自分の弱さを認め、必要な時に周囲に助けを求められる人です。ビジネスの世界でも、一流のリーダーほど正直に「分からない」と言えます。そして素直に「教えてほしい」と言います。助けてほしい、自分ひとりではできない、ここは誰かに任せたい…。そう素直に言える人の周りには、人が集まります。逆に、完璧であろうとする人ほど孤立してしまいます。人は、完璧な人に共感することはできません。失敗した経験、苦しかった経験、悩みながら前に進んできた経験、そうした弱さがあるからこそ、人は人に惹かれるのです。これは引退後の人生でも同じです。現役時代に“強さ”だけで生きてきた人ほど、引退後に誰にも相談できず、ひとりで悩みを抱え込んでしまうことがあります。だからこそ、現役時代から“弱さを見せる力”を身につけておくことが大切です。仲間に相談する、先輩を頼る、家族に本音を話す、これらは決して甘えではありません。むしろ自分を客観視し、周囲を信頼できる人間力です。スポーツはひとりではできません。人生もまた、ひとりでは生きていけません。ビジネスの世界ではなおさらです。強さとは、弱さがないことではありません。弱さを受け入れ、それでも前に進み続けることです。そして、必要な時に「助けて下さい!」と言える勇気こそ、一流のアスリートが持つべき本当の強さなのではないでしょうか。athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/●アスレチカアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/academytop●アスレチカカレッジアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/collegeacademytop●公式instagramhttps://www.instagram.com/athletica_jsc/●公式X(Twitter)https://twitter.com/athletica_jsc●LINE公式アカウントhttps://line.me/R/ti/p/%40856phjdb