「あの人は運がいい」。成功した人を見てそう思ったことはないだろうか。たまたま良い指導者に出会った。たまたまチャンスが巡ってきた。たまたま試合に出る機会をもらった。たまたま良い会社に入った。確かに人生には運がある。どれだけ努力しても、自分ではコントロールできないことはたくさんある。特にアスリートの世界では、怪我、監督との出会い、チーム事情、ライバルの存在など、自分の力だけではどうにもならないことも多い。だから僕は、「努力すれば必ず成功する」とは思わない。でも、「運をつかむためには努力が必要だ」と思っている。チャンスは突然やってくる。「次の試合、お前を使うぞ」、「この仕事、やってみないか?」、「一緒に何かやらない?」そんな話が舞い込んできた時、そのチャンスをつかめるかどうか。極論それがとても大事だと思う。そこで問われるのが、それまで積み重ねてきた努力だ。普段から練習していなければ、突然試合に出ても活躍できない。普段から勉強していなければ、仕事のチャンスが来ても結果を出せない。普段から人とのご縁を大切にしていなければ、新しい出会いも次にはつながらない。つまり、「運」と「努力」は別々のものではない。努力とは、いつ来るかわからない運をつかむための「準備」なのだと思う。そしてもう一つ大切なのは、行動する人ほど「運と出会う回数」が増えるということ。100回挑戦した人と、1回しか挑戦しなかった人。どちらにチャンスが巡ってくる可能性が高いだろうか。人に会う、新しい場所へ行く、挑戦する、失敗する、また挑戦する…。行動量が増えれば、それだけ人との出会いも、情報との出会いも、チャンスとの出会いも増えていく。そう考えると、運は完全な偶然ではないのかもしれない。努力によって「運をつかむ力」を高め、行動によって「運と出会う確率」を高めることはできる。アスリートのキャリアも同じだと思う。競技人生がいつまで続くのか、どんな人と出会うのか、どんなチャンスが巡ってくるのかは誰にも分からない。だからこそ、現役時代から準備しておく。競技に本気で取り組む、競技以外の世界を知る、学ぶ、人と出会う、挑戦する。その一つひとつが、未来への「運」をつくっていく。運が良くなってから動くのではない。動き続けている人のところに運がやってくる。そして運がやってきた瞬間、それをつかめる人こそ、それまで努力を続けてきた人だと思う。努力したからといって、必ず成功するとは限らない。でも、努力し続けた人にしかつかめない運がある。だから今日も、自分にできることを積み重ねよう。いつか訪れる最高のチャンスを、最高の状態でつかむために。日本スポーツキャリア協会「athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/●アスレチカアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/academytop●アスレチカカレッジアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/collegeacademytop●公式instagramhttps://www.instagram.com/athletica_jsc/●公式X(Twitter)https://twitter.com/athletica_jsc●LINE公式アカウントhttps://line.me/R/ti/p/%40856phjdb