今回のathleticaアカデミーメンバー紹介は「athleticaアカデミー第1期生 バスケットボール 加藤 夕貴(かとう ゆき)さん」です。◎氏名 : 加藤 夕貴(かとう ゆき)◎生年月日 : 1992年2月6日◎出身地 : 東京都国立市◎競技 : バスケットボール◎所属チーム : 元 富士通レッドウェーブ(2017年引退)◎競技成績 : ジュニアオールスター東京A代表、全国高等学校総合体育大会インターハイ出場、東京国体成年女子代表、U24日本代表、関東大学女子新人戦/リーグ戦 アシスト王、ユニバーシアードカザン大会日本代表、全日本大学バスケットボール選手権大会6位、Wリーグ準優勝2回【Instagram】https://www.instagram.com/yukin026/【Twitter】https://twitter.com/yukin026東京都生まれ。幼少期は転勤族で、小学校は富山、札幌、釧路、東京と4校に通った。小学校が変わる度に習い事も変わり、文化系やスポーツ系など様々な分野の経験をした。小学校6年生で東京に戻り、地域で一番身近にできるスポーツがバスケットボールだったことから、中学校から本格的バスケットボールに打ち込み始めた。中学校はスポーツ学校というよりは進学系の学校で、中学校からバスケットボールを始める初心者のみで構成され、地区大会を勝ち上がるのがやっとのレベル。部活動の後は週3で塾に通い、塾がない日は隣町まで自転車で市民体育館に通い、大人に声をかけて練習相手をしてもらった。本屋で買ったバスケットボールマガジンに載っていたトレーニングチューブがすぐに欲しくて、向かった先は自転車屋さん。いらなくなった自転車のチューブをもらってきて、黒くならないように洗ってトレーニングチューブのように使った。当時バスケットボールは下手だったが、どうすれば上手くなれるのか、日々考え行動していた記憶がある。今まで様々なスポーツを経験してきたおかげか、運動神経はよかった。身長も周りより少し高い方で他のスポーツからくる動きをして、人とは違う動きをしていたせいだろうか?地区選抜の選考会に招集してもらい、まさかの東京都選抜に選出された。せっかく将来性を見込み選出してもらえたのだから、何か爪痕を残そうと挑んだ大舞台は東京体育館。いきなり全国大会。もちろんベンチスタート。試合は接戦。4ピリ残り3分くらいだったろうか。チャンスが回ってきて思い切り打ったシュートがゴールに吸い込まれ、試合の流れを変えることができチームは勝利した。その試合で活躍できたことによって、選抜にいる仲間と同じチームに入って高いレベルでバスケットボールがしてみたいと初めて思えた。その後、東京の強豪校に入学。期待はされていたが、さすがの強豪校はレベルの高い選手ばかり。ひたすらベンチを温める日々が続いた。バスケットボールをやめようか迷っていた時に大怪我をし、そのまま3年間スタメンになることもなく引退。こんな終わり方は嫌だと思い、大学でもバスケットボールを続けることを決意。大学ではチーム練習の時間は短く、自主練習をしないとレベルアップできない環境。久しぶりに中学生の頃のようにバスケットボールに向き合った。他の競技の部活のトレーニングに混ぜてもらったり、男子の練習と一緒に練習をしたり。そんな生活をしているうちにようやく華が咲いた。大学2年生で関東リーグアシスト王、3年生でユニバーシアード、U24日本代表に選出され、Wリーグからのスカウトもきた。夢にまでみたトップリーグの世界。Wリーグ選手。まさか自分がWリーグ選手になれるなんて思ってもいなかった。Wリーグでも怪我に悩まされながらも、試合の流れを変え、スタメンの選手を支えるプレーを自分に課して選手生活を送った。引退後は語学留学・ワーキングホリデーで、カナダとオーストラリアへ約2年間渡った。英語でのコミュニケーションやコーヒー文化を学び、バスケットボール以外に興味があったことに触れながら、自分探しの時間を過ごした。海外生活から感じたことは、自分の好きなことを仕事にして、自由に楽しく生活している人が多かったこと。自分にしかできないことを仕事にするため、「地域おこし協力隊」の移住プロジェクトに参加し、宮崎県日南市を拠点にバスケットボールスクールを発足し、バスケットボール普及活動に取り組んでいる。バスケットボールのトップの世界を経験できたことが、今になって貴重な財産となっている。自分の得意なことを仕事にして生活すること。夢を語ると、自分の好きなもの「バスケットボール」と「コーヒー」、好きな人が集まりコミュニケーションが生まれる場所を作りたい。バスケットボールの楽しさを伝える機会や環境をつくり、バスケットボールの競技人口を増やすと共に、様々なバスケットボールの在り方、関わり方があることを伝えていきたい。また、バスケットボールに留まらず、スポーツで繋がることができる、他競技のアスリートの経験や知見をシェアしていきたい。オリンピック選手や現役・元アスリートなど、様々な競技の第一線で活躍されている方々と繋がりコミュニケーションを取ることで、共感や気づきを得ることができ、毎回学びと刺激をもらっている。“ぼんやりとしたセカンドライフの理想像”。そのために、何を準備しなければいけないのか。自分には何ができるのか。同じような考えや夢をもったトップアスリートが集まる環境にいることで、より強い共感や仲間意識が芽生え、どこに向かえば良いのか少しずつ明確になっていくのではないかと感じている。「何がしたいのか」ではなく「誰と何がしたいのか」。競技の垣根を越え、交流し共に学ぶこのコミュニティが、それぞれの得意分野で輝くことのできるきっかけになってくと感じている。「今、打ち込んでいる競技以外で自分が興味あるもの、好きなもの、わかりますか?」トップアスリートのみに関わらず、長い間その競技に打ち込んでいることは素晴らしいことだと思います。トップアスリートの場合、物心ついた時から既にその競技に打ち込んでいた場合も少なくないと思います。では、その打ち込んでいるものがあなたから無くなってしまった時、次に好きなもの、興味のあること、挑戦したいものが直ぐ頭に浮かびますか?アスリートとして、自分の好きなスポーツの選手として活躍できることは素晴らしいことですが、相当なレジェンドにならない限り、引退した後の人生の方が長く続きます。引退した後に何がしたいのか、そのためにはどんな準備が必要なのか、引退する前から考えるべきです。私が所属していたチームは、引退しても社員として会社に残ることも可能でした。むしろ、当初はそれが魅力で入団したはずでした。しかし、引退を視野に入れ考え出した時、自分の人生これまでバスケットボールばかりで、「他に思いきりやりたいことができてないな…」といった思いが強くなりました。そして、バスケットボールの次に何かやってみたいことがないかを考えた時、「英語を話せるようになりたい」ということだったので、安定した企業に残る道ではなく、不安定でも自分がやってみたい留学の道を選びました。バスケットボールがやりたくない時は、本当に苦しくてやめたい気持ちで向き合っていましたが、少し第一線から離れてみて再び初心を思い返した時、結局バスケットボールを教える道を選んでいる自分にも驚きました。しかし、今では「やりたいこと」を仕事にする第一歩を進み始めている気がします。最初は誰もが初心者。それはスポーツも仕事も同じだと思います。ではどうやって上達したのか?それは、その道を知る人に聞くのが一番早くて確実です。スポーツを通してアスレチカアカデミーで、ビジネスを知るメンターに出会い、ヒントを頂いたり相談できることで、まだ私自身も知らない・分からない道を、正しいのか不安な気持ちをもったまま進むのではなく、仲間と共に進んでいくことができる環境なのではないかと思います。◎ アカデミーメンバー紹介 その他の記事はこちら↓