3C分析は、顧客・競合・自社の3つの関係性から現状を分析するために用いるフレームワークです。ビジネスの世界でもスポーツの世界でも、さらには人生においても、多くの人が学び参考にしてきた中国春秋時代の軍事思想家孫武の作とされる兵法書「孫氏の兵法」。この書の中に「彼を知り己を知れば、百戦危うからず。」という言葉があります。「敵のことを知り、かつ自分のことを知れば恐れるものはない」という意味で、これはマーケティングの世界においても同じことが言えます。顧客の課題、競合のサービス、自社の強みは何かを知ることは、今後の戦略を考える上でとても重要です。その分析のための代表的なフレームワークが今回紹介する「3C分析」です。 3Cとは、「Customer(市場・顧客)」「Competitor(競合)」「Company(自社)」の頭文字を取ったものです。市場の中で競合と自社の特徴を整理することで自社の強みを認識し、今後の戦略に活かします。3C分析は本来はマーケティング戦略を考えるための分析方法ですが、「市場・顧客=志望企業」「競合=自分以外の応募者」「自社=自分」と置き換えることで、就職・転職活動にも応用が可能です。志望する企業がどんな人材を求めているかを調べ、他にどんな人が応募しているかを推測することで、自分の強みとして何をアピールすべきか戦略を練るのです。これを一次面接、二次面接と選考が進むのに合わせて行うことで、自身の課題の整理もでき、より内定に近づくことができるはずです。いかがでしたでしょうか?今回は3C分析の概要と就職・転職活動への応用について簡単に説明しました。3つのCをさらに掘り下げる分析手法もありますが、まずは現状を客観視するためにも3C分析に取り組んでみましょう。