「Will Can Must」は、キャリアプランや将来の目標設計をする際に用いる自己分析のフレームワークです。Will Can Mustの自己分析では、キャリアプランの設計だけでなく、「自分に適した仕事は何か」を探すことができるため、就活生や転職を考えている方にとってオススメのフレームワークです。Will Can Mustを用いて自己分析を行うメリットは、過去の振り返りからキャリアプランの策定までを一括で行える。現状自分が克服すべき課題を洗い出すことができる。自分にとって最も良い働き方が見つかる。の3つが挙げられます。それでは、それぞれの要素について詳しく紹介します。(1)Will は「やりたいこと」や「なりたいもの」「Will」は、仕事において「自分がやりたいことや、なりたい姿」といった、将来の夢や願望です。夢や憧れ、志向性とも言い換えられます。例えば、「スポーツに関わる仕事がしたい」「クリエイティブな職種に就きたい」といったことが挙げられるでしょう。仕事でWillを十分に満たすことができれば、労力を惜しまず努力でき、高いモチベーションにもつながります。(2)Can は「できること」「Can」は、仕事において「自分のできること」です。職業上活かせるスキルや能力、知識、資格とも言い換えられます。例えば、「アポイント獲得からクロージングまでひとりで完結できる」「PCソフトで設計図面を描ける」などの専門スキルのほか、「課題解決力」や「協調性」といったポータブルスキル(どの業界でも活かせる能力)も含まれます。仕事でCanを十分活かすことができれば、高い成果やパフォーマンスを挙げることも可能です。資格やプログラミングなどのスキルに加えて、学生時代に頑張ったことや、性格面の強みなども書き出してみると良いでしょう。(3)Must は「すべきこと」「Must」は、仕事において「すべきこと・しなければならないこと」です。周囲からの期待や役割、義務とも言い換えられます。例えば、「管理職として部下の育成を担う」「業績目標を必ず達成する」などが挙げられます。Mustがあることで、組織や同僚からの期待を感じられるため、高い貢献性や愛社精神にもつながります。キャリアを転換するタイミングでは、志望する業界や企業が求めていることが該当します。Wii、Can、Mustを書き出したら、その3つの中で共通している部分はなにかを考えます。やりたいことであり(Will)自分の強みであり(Can)周囲から求められていること(Must)この「Will Can Mustの重なり」こそが、自分の理想とする生き方であり、自分に最も適した仕事であると考えることができます。項目を出すのが難しいこともありますが(とくに「can」は、ある程度経験を積んでいないとなかなか出せません。)、そこは問題ではありません。「自分はcanが足りない」「willがみつからない」と自分のことを理解することが重要なのです。Will Can Mustを用いて自己分析を行えば、自分の価値観や課題を分析でき、未来を向いた意思決定ができるようになります。将来の進路やキャリアプランに悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか?