人生が順調な時には、たくさんの人が周りにいます。仕事がうまくいっている時、試合で結果が出ている時、自分に勢いがある時。そんな時は自然と人が集まり、応援してくれる人も増えていきます。でも、本当に大切な存在が見えるのは、実は「辛い時」なのかもしれません。結果が出ない、仕事がうまくいかない、自信を失っている、何をやっても前に進んでいる感覚がない。そんな時に、そばにいてくれる人は誰でしょうか。私自身、スポーツでも仕事でも、これまで何度も壁にぶつかってきました。そんな時に救ってくれたのは、正しい答えを教えてくれる人とは限りませんでした。「大丈夫だよ!いつでも話を聞くよ!お前ならできるよ!」。そんな一言を言ってくれる人でした。辛い時、人は必ずしも解決策を求めているわけではありません。自分のことを信じてくれる人、弱い自分を見せても受け入れてくれる人、何も言わずに隣にいてくれる人。そんな存在がいるだけで、人はまた立ち上がることができるのです。これはアスリートも同じだと思います。アスリートは常に強くあることが求められます。弱音を吐かず、苦しい時にも戦い続ける。その姿勢は素晴らしいです。でも、「強い人=ひとりで何でも乗り越えられる人」ではありません。むしろ、本当に強い人ほど、自分ひとりでは乗り越えられない瞬間があることを知っています。だからこそ、誰かを頼ることができます。私は、人に頼ることもひとつの能力だと思っています。そしてもうひとつ大切なのは、自分自身が「誰かにとって頼りになる存在」であることです。人間関係は、一方通行ではありません。自分が苦しい時に助けてもらった経験があるからこそ、今度は誰かが苦しい時に手を差し伸べることができます。「あの時、助けてもらったから今度は自分が助ける。」そんな関係が連鎖していけば、強いチームや組織、コミュニティは必ず生まれていきます。人生はずっと順調ではありません。調子がいい時もあれば、何をやってもうまくいかない時もあります。だからこそ、普段から大切にしたいのは「何を持っているか」だけではなく、「誰と生きているか」だと思います。成功した時に一緒に喜んでくれる人も大切。でも、辛い時に何も言わずそばにいてくれる人は、もっと大切かもしれません。そして、自分自身も誰かにとって、そんな存在であり続けたいと思います。人生の豊かさは、肩書きや年収だけでは測れません。辛い時に頼れる人がいること。そして、誰かにとって自分が頼れる人であること。そんな関係をどれだけ築けているかどうか。それこそが、人生における本当の財産なのだと思います。日本スポーツキャリア協会「athletica(アスレチカ)の活動に興味のある方はこちらをご覧ください↓https://athletica.j-sc.org/●アスレチカアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/academytop●アスレチカカレッジアカデミーhttps://athletica.j-sc.org/collegeacademytop●公式instagramhttps://www.instagram.com/athletica_jsc/●公式X(Twitter)https://twitter.com/athletica_jsc●LINE公式アカウントhttps://line.me/R/ti/p/%40856phjdb